ワーキング・グループ

WG4: ソフトウェア進化 - 変化する環境に適用するソフトウェアの創造WG

正式名称

ソフトウェア進化(Software Maintenance and Evolution)

 

概要

 ソフトウェア製品の出荷後またはシステムの稼動後にソフトウェアを修正すること(稼働中ソフトウェアの修正)は、ソフトウェア保守と呼ばれ、ソフトウェアライフサイクル上重要な位置づけにあります。ところが『ソフトウェア保守』という言葉は、不良のあるソフトウェアを修正するというイメージが強く、品質の良いソフトウェアを作ればソフトウェア保守は不要になる、との誤解により軽視されているように思われます。

多くのソフトウェアは、人が使うことにより価値が生じます。その使い方は時間とともに変化し、新たなニーズが生まれ、そして、そのソフトウェアを修正することが必要になります。これらの修正も含めて、稼働中ソフトウェアを修正することを『ソフトウェア進化(Software Evolution)』と呼ぶことにします。

 ご存じのように私たちのソフトウェアを取り巻く環境は日々変化しており、『ソフトウェアの進化』の重要性も増しております。『ソフトウェアの進化』を語ることは、文字通りソフトウェア業界・技術者の未来を語ることになるものと考えます。

 そこで、『ソフトウェア進化』をキーワードとして、稼働中ソフトウェアの修正をより良く行えるようにするために何が出来るかを議論し、SS終了後も継続して活動していきたいと考えております。

 

参加条件

ポジション・ペーパーの提出:『ソフトウェア進化』のためになにが出来るか(なにをしたいか)